簿記を勉強し始めたけど、まったく分からない。それでもやってみる理由

こんにちは、「てぃけ」です。

ここ数年、「このままでいいのかな」と感じることが増えてきました。

理学療法士としての仕事にやりがいはあります。
患者さんが元気を取り戻していく姿を間近で見られる仕事に誇りも感じています。
ただ、年齢を重ねるにつれ、少しずつ将来への不安も出てきました。

収入面の限界、働く環境のストレス、そして体力の問題——。
今すぐ転職というわけではありませんが、「今のままでいいのかな」と小さな違和感を抱えながら日々を過ごしているというのが正直なところです。

そんな中で、「今の自分にできることって何だろう?」と考え、ふと思いついたのが簿記の勉強でした。

簿記に興味を持った理由

理学療法士の仕事と簿記。
まったく接点はありません。

でもだからこそ、「これまでの自分にない視点が持てるのでは?」という期待がありました。
異業種を意識しているというよりは、将来の選択肢を増やしておきたい、という気持ちが強かったのかもしれません。

ネットで調べてみると、「簿記は社会人の基礎教養」「お金の流れを理解する第一歩」といった情報がたくさん出てきて、「とりあえずやってみようかな」と思うようになりました。

完全な初心者からのスタート

とはいえ、会計の知識なんてゼロ。
最初にYouTubeで簿記の解説動画を見たときは、言っていることが全然頭に入ってきませんでした。

「貸方?借方?それって何?」
「仕訳って、どういうことを仕訳って言うの?」

まるで外国語を聞いているような感覚。
何度も同じ動画を見返しながら、ようやく「こういう取引はこう記録するのか」と少しずつイメージがつかめてきました。

勉強に使っている時間は、平日だとほんの30分程度。
仕事が終わってからの時間なので、正直疲れてしまって集中できない日もあります。
でも、「わからないなりにでも継続することが大事だ」と思いながら、少しずつ進めています。

まずは簿記3級から。いまは2級のテキストに挑戦中

スタートはもちろん、簿記3級から
基本的な用語や勘定科目、取引の仕訳など、すべてが初めてで最初は苦労しました。

でも、テキストと動画を並行して学ぶことで、少しずつ理解できるように。
スピードは遅いながらも、「あ、これは前に学んだやつだ」と思える瞬間が増えてきました。

現在は、少しレベルを上げて簿記2級のテキストに挑戦しています。
内容はかなり難しくなりましたが、「なんでこう処理するのか」を考えながら読むようにしていて、頭の体操にもなっています。

簿記を続ける理由

正直、モチベーションが下がることもあります。
仕事が忙しかったり、眠くて集中できなかったり、勉強の成果が感じられなかったり。

でも、それでもやめようとは思いません。
なぜなら、「挑戦している自分」に少し誇りを持てているからです。

本業とはまったく関係ない分野でも、「やったことがないことに向き合っている」という感覚は、日々の生活に小さな刺激を与えてくれます。

「知らないことを知る楽しさ」って、たぶん学生時代にはあまり感じていませんでした。
今だからこそ、その感覚を味わえるのかもしれません。

最後に:今はまだ、遅くない

30代半ば。
仕事にもある程度慣れ、生活もある程度安定してきたこのタイミングで、「新しいことに挑戦してみたい」という気持ちが湧いてきたのは、ある意味自然なことかもしれません。

自分に合っているかどうかは分かりません。
でも、「簿記」という世界に触れてみることで、自分の価値観や働き方に対する考えが、少しだけ変わってきたような気がします。

これからも焦らず、自分のペースで続けていこうと思います。
また進捗があったら、ブログで記録していきますね。

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