奥さんは、ほんとうに「心配性」なんです
うちの奥さんは、ちょっとした“心配のプロ”です。
勤務終わり、患者さんへのリハビリが全部終わった後でも、
「ちょっと待ってて」と言ってベッドの周りを1つ1つ確認。
ベッドの柵がちゃんとついているか、物が足元に落ちていないか、片付け忘れはないか…
何もない日でも、必ず見回ってからじゃないと帰れません。
それが悪いってことでは全然なくて、
「ここまで丁寧にできるってすごいなぁ」と思うのですが——
正直、私はもうリハビリ室の誰もいないベッドでごろんとしちゃってます(笑)。
職場でも、悪口ひとつ言うにも全力で配慮
奥さんがすごいのは、悪口すら慎重なところです。
たとえば職場でちょっと愚痴をこぼす場面でも、
周囲に誰もいなくても「今の聞こえてないよね? 大丈夫よね?」と小声で確認。
誰もいないのに、です(笑)。
私からすると「え?どこから誰が?(笑)」って思うくらいの配慮。
でも奥さんにとっては、“聞こえてるかもしれない”リスクはゼロにはできないんでしょうね。
ある意味、そういうところが信頼される理由なんだろうなとも思います。
対して自分は、ちょっとだけ「ざっくり系」
私はというと、性格はかなり“ざっくり”寄りです。
たとえば奥さんが
「これ、こうなってたらどうしよう」と不安になる場面でも、
「まぁ、今ので死ぬわけじゃないし」「考えてもしょうがないし」とすぐ切り替え。
ときには「適当でよくない?」「どうしようもなくない?」と返して、
奥さんの心配をさらに加速させてしまうことも……(すみません)。
でも、大前提として「人に迷惑はかけたくない」というのは強く思っているので、
仕事や周囲への配慮は、自分なりにしっかりやっているつもりです。
“適当”と“手抜き”は違う。
その境界線の上でバランスをとってる感覚、伝わるでしょうか。
正反対なのに、うまくやってます
こんなふうに正反対のように見える私たちですが、
一緒に仕事して、一緒に帰って、ご飯食べて寝るまで、毎日まぁまぁ楽しく過ごしてます。
奥さんが神経質すぎると思うこともあるし、
きっと奥さんは私の“ざっくりさ”にヒヤヒヤしているはず。
でも、きっとどっちか一方だけじゃ、うまくバランスが取れない。
慎重と楽観のミックスが、ちょうどいいのかもしれません。
今日も、ほどよく、凸と凹。
奥さんの心配が世界を平和に保ってくれて、
自分の楽観がその平和をちょっと面白くしてる。
そんなふうに勝手に思ってます。
たぶん、心配性と大雑把は一緒に暮らすといい感じになるんだと思います(※経験談)。
では、今日はこのへんで。
次回は奥さんの「お昼寝の時間」についてでも書こうかな……?
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