医療職なのに将来不安?収入とライフプランの現実

こんにちは、「てぃけ」です。

医療職って「安定してる」と言われることが多いです。
自分もそう思っていました。国家資格があれば、転職もできるし、職場もある。
でも30代も後半に入り、働いていくうちに少しずつ不安が出てきました。

仕事のストレスは大きいし、身体もけっこうきつい。
「辞めたいな」って思うこともあるけれど、
じゃあ辞めてどうするの?と考えると、次もまた近くの病院を探すしかない。
そんなふうに、選択肢がとても少ないように感じていました。

給料はすぐに上がらない、生活はギリギリ

医療職って、給料が高いイメージがあるかもしれませんが、
実際は昇給があっても数年単位。少しの貯金はできてたり、できてなかったり…。

毎月の生活に余裕が出るほどではありません。


このまま何十年も働いて、年齢を重ねたとき、自分は大丈夫なんだろうか?
そんな漠然とした不安を感じるようになっていました。

ある日ふらっと寄った本屋が、きっかけに

ある日、本屋でたまたま目にした「お金に関する本」を手に取りました。
普段なら素通りしてしまう棚でしたが、なぜかそのときは興味を引かれてページをめくってみました。

そこには、自分の価値観を揺さぶるような言葉が並んでいました。
「知らないことが多すぎる」
「知らないと、こんなにも損をするのか」
「考え方ひとつで、人生の選択肢は大きく変わるかもしれない」

そんな思いが、頭の中を駆け巡りました。

そこから、自分でも少しずつお金の勉強を始めるようになりました。
保険のこと、税金のこと、制度のこと……。
これまで“なんとなく”でやり過ごしていたことに、実は大きな差があることを知りました。

奥さんとの未来

お金の勉強を始めてから、自分の価値観としっかり向き合うようになりました。
そして改めて、「自分の人生で何がやりたいか」を考えたときに出てきたのは、
**「やっぱり奥さんといろんなことがしたい」**という想いでした。

旅行も行きたいし、好きなことを一緒に楽しみたい。
お金が一番大事だとは思っていません。
でも、お金が理由でやりたいことを諦めるのは、できるだけ少なくしたい。

そして、自分が今の仕事を続けていく中で、「働くのがきつかったら、やめてもいいんだな」と思えるようになったのも大きな変化です。
この本は、そういう“選択肢”を持たせてくれました。

患者さんのために身を削ることも、もちろん大切です。
でも、自分の人生は一度きり。
だからこそ、責任の範囲内でやりたいことをやれるようにする人生も大切にしたいと思えるようになりました。

働き方=生き方。医療職でも、選んでいい。

医療現場って、「がんばって当たり前」という空気があると思います。
でも、もう少し柔らかくていいんじゃないかと思うようになりました。

「きつかったら辞めてもいい」
「休んでからまた考えればいい」
そう思えるだけで、だいぶラクになります。

患者さんのために自分を削ることももちろん大事だけど、
自分の人生もちゃんと大切にしたい。
「無理しない」という選択肢があるだけで、生き方が軽くなる気がします。

まとめ:未来のために、少しずつ選べる自分に

まだまだ勉強は始めたばかりです。
でも、「医療職だから大丈夫」ではなく、「どう生きたいか」を考えるようになったのは、大きな変化でした。

ふらっと立ち寄った本屋で、何気なく開いたページ。
そこから始まった小さな変化が、これからの自分と奥さんとの人生を変えていくと思っています。

これからも少しずついろんなお勉強を頑張っていきたいです。

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